穀屋ふりはたでは、土づくり、種まきから始め、
丁寧に育てた元気な苗で田植えをしています。
種もみを水につけ、最適な催芽(種子の発芽)を促し、
独自の割合で調合された土へ。
育苗箱に入れられた種たちは、最適な温度管理のもと、
ビニールハウスハウスで田植えのときを持ちます。
苗の管理は、お米の出来を大きく左右します。
寒暖差のはげしい安曇野の春、毎日気が抜けません。
北アルプスの雪解けがすすむ頃になると、
大切に育ててきた苗を田に植える「田植え」がはじまります。
ここから半年弱の間に梅雨には水の恵みを、
夏には太陽の恵みを存分に受け、稲はすくすくと育っていきます。
そして実りの秋を迎えるのです。
この期間は、水の管理に気を付けながら、稲の成長を見守ります。
田植えから半年、たわわに実った稲穂が黄金色に変わるころになると、
お米の一番おいしい時期を見極めて稲刈りが始まります。
この時期、多くのコンバインが稲刈りをする安曇野の風景は、
まさに秋の風物詩として、地域に実りの季節を伝えます。
籾(もみ)の乾燥は、品質や味に大きな影響を与えます。
急がず、焦らず、最大限にお米の味を引き出せるよう、
最適な温度管理で籾を乾燥させます。
品質に気を使って丁寧に精米されたお米は
ひとつひとつ丁寧に袋詰めをされ
皆様のもとへお届けされます。